医療の質・安全学会ネットワーク委員会では、医療安全管理者の任を担っている方々を中心とした交流の場を得たいと希って準備を重ねてきました。委員会では、この医療安全管理者ネットワークの活動目的を次のように考えています。
「本会は、医療安全管理者ならびに医療安全に関する研究者等の交流を通じて、医療安全管理者の質の向上、活動に関する知識の蓄積・普及、及び医療安全管理に関する意見交換・集約を行うことを目的とする」(運営細則より)
各医療機関で活動している医療安全管理者が集い、医療安全の成功事例や知恵、工夫を持ち寄って共有し、個々の活動に役立てられるような交流の場にしていきたいと考えています。また、交流や情報交換が、個々が抱えている問題の解決にもつながることを期待しています。さらに、ネットワークの基盤である医療の質・安全学会の性質も踏まえて、将来的には、アカデミックな意見交換や提言、研究ができたらと、夢も膨らみます。
交流は、個々のつながりから始まります。活発で有意義な活動ができるよう、医療安全管理者を中心に多くの方々のネットワークへのご参加を期待しています。